辛夷・コブシ

樹木から木までの散歩道は広報誌「あたらしい大地」に木、樹木、木製品となどのエッセイを書くように依頼されて始めたものです。木偏百樹にある日本の樹木をより現代に合わせ、もう少し詳しい内容を入れるようにして始まりました。途中、委員会での編集方針がかわり、このコーナがなくなるまで15回連載(4年間)の読み物でした。

宮沢賢治の童話の中でも『どういうわけか、その年はいつもなら雪が融けると間もなく、まっしろな花をつけるこぶしの樹もまるで咲かず、そしてとうとう秋になりましたが、(省略)みんなでふだん食べる穀物も、一粒もできませんでした。』とある。






コブシの花

コブシの花