4月の声を聴くとすぐ、協同組合では恒例の新入社員研修を開催している。

 平成8年から継続してきた研修会で、コロナ禍の中で一度だけ開催を中止し
 たが、今年度で27回目となるこの事業で
 
 毎年、研修に同行させていただき気づかされることがある。
 
 今年の気づきは「すみません」の使い方。

 「すみません」は謝罪の言葉である。

 この言葉を関西人はさまざまな場面で使い分ける癖があるそうで、むやみに
 「すみません」を使って不利にならないよう、頭の中からリセットしようと
 講師からの説明を受けた。
  
 そういえば、日常生活の中で思い当たる節は大いにある。

 たとえば
 頂き物を受け取ったとき
 訪問した時
 飲食施設 などなど
 数えたらきりがないくらい「すみません」を使っていて、これが言えなくなると
 かなり不便かもしれない・・・と感じるのは筆者だけではないはず(笑)

 
 では、何に変換するのか

 頂き物には、 「ありがとうございます」
 訪問した時は 「ごめんください」とか「こんにちは」
 飲食施設では 「お願いします」
 
 がお勧めだとか。

 はてさて

 言われていることは分かるけれどね、リセットはどうなんだろう。
 
 声のトーンやイントネーションでの絶妙な使い分けができる関西人の言葉は
 奥が深いのよ・・・と研修会場の後部席でつぶやいてしまった。

 ほんま・・・すみません(-_-;)

 
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