何から書けばいいのか・・・。
 あの日から30年が経過した。

 1995年1月17日 午前5時46分

 それは予告もなしの突然のことだった・・・阪神淡路大震災の発災
 マグニチュード7.3

 ここ南大阪でも経験したことない地響きのような揺れを感じ、飛び起きて
 子供部屋のドアを開けにいったことを記憶する。

 この30年 
 
 世界は大きく変わった。

 日本では、東日本大震災をはじめとして、全国各地で様々な災害が発生し
 また世界を見ると、アメリカ同時多発テロや、ロシアによるウクライナ侵攻、
 イスラエルとハマスの武力衝突
 そして、新型コロナウイルス感染症による世界的パンデミック等

 「強いもの」が生き残るともいえないし「賢い人」が生き延びれるともかぎ
 らない混沌とした世の中で

 それでも、人々は、今日を積み重ねてきたからこそ、今ここにいる。

 では、今、自分に何ができるのか考えてみる。

 自宅の備蓄品の置き場所の確認にしかり
 避難場所の確認にしかり
 情報の入手先を確認するにしかり

 そんな事しか思いつかなくて
 で、慌ててその時は確認するけれど、すぐに忘れてしまいがちで・・・。

 それはそれで大事なんだけど、

 結局のところ、今できることは

 それぞれが「一生懸命に生きること」に尽きるのではないだろうか。
 
 そして、少しでいいから人を慮り、互いに寄り添う気持ちをもてば

 未来は必ず明るいものになるはず。


 さぁて

 まずは、今晩、美味しい夕飯を作って家族を迎えようか(笑)

 本年も皆様と共に、優しい時間を紡いでいければと願います。





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