あとわずかで一年が終わる。
「ウイルス」との闘いには、ひとまず休戦状態をむかえ、人の流れは戻りつつ
あるこの頃。
たまに出かける都会の人の多さに辟易して前のほうが落ち着いて買い物できたなぁ
等と身勝手な事をつぶやきつつ・・・。
世界の情勢を思えば、ウクライナ、イスラエルと日々心痛むニュースが続いて
いて、新しい年を祝うなんて言葉はふさわしくない気持ちになるが
・・・切り替えて今年を振り返ってみる。
いやはや、今年は様々なスポーツで盛り上がった一年だった。
WBCから始まり、38年ぶりの阪神タイガースの優勝にわいた野球、バスケットボール
バレーボールにサッカー、ラグビーワールド杯に、バトミントンなどなど
それぞれに活躍する選手たちの姿に、ワクワクし一喜一憂し感動したものだ。
なかでも、この人の活躍は群を抜いていた。
「大谷翔平」
日本人選手がこれほど大国の人々をも魅了するなんて誰が想像しただろう。
その活躍に値する言葉が見つからない。
けれど、その活躍の一翼を担う専属通訳の水原一平氏の存在があったからこそ、彼
の今があるのは間違いないだろう。
運転手からトレーニングまでサポートし、彼の思考、目指しているもの、取り組ん
でいることを理解した上で、彼に伝わりやすい言葉で通訳し、彼の発した日本語を
ニュアンスを外さないよう発信し、プレーに専念できる環境を整える・・・。
通訳というよりは運命の人?
人の数だけ、運命の出会いはあるけれど、的確につかめるか、つかめないかで人生
は大きく変わるもの。
大谷選手に心技体が揃っているのは言うまでもないが、何物にも代え難い最大の理
解者が傍にいる
この出会いと二人の関係性こそが「MVP」
ともあれ、新天地での彼らの更なる活躍に 期待しかない。
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