2025年のノーベル化学賞では、大阪大学特任教授の坂口志文氏がノーベル
生理学・医学賞を、京都大学特別教授の北川進氏がノーベル化学賞をそれ
ぞれ受賞された。
日本人研究者が自然科学系3賞を同年でダブル受賞するのは10年ぶりという
快挙であり
また、何より北川氏が開発した「金属有機構造体(MOF)」に組合員企業である
日本フッソ工業㈱が着目し、化学プラントで使われるタンクや半導体製造機器
向けのコーティング剤でMOFを添加したコーティング被膜の開発を長年にわ
たり進められていたことを知り
何とも誇らしい、ビックニュースに心が躍った。
北川氏の受賞コメントの中で引用された言葉がある。
「幸運は準備された心にのみ宿る」(ルイ・パスツールの言葉)
幸運というものはある日突然やってくるのではなく、普段からそれを手にする
ため、できるだけの努力と準備をしてきた人にだけ手にすることができる
という意味で
北川氏はこの言葉をもとに子供達へのメッセージとして
「私の今の流れをみたときに、いい先生、友達、学会での付き合いに恵まれた。
それは準備された心なんです。ある日突然宝くじを引いて当たったわけじゃない。
いろんな経験を大切にしていくとそれが将来花開くと言いたい」と話されていた。
そうなのだ。日常を大切にして、あきらめずに積み重ねてきたからこそ、今回の
受賞に繋がったのだ。
全ては「偶然」ではなく準備された心が引き寄せるものなのだ。
としたら、
日々の生活やちょっとした気づき、それと何より人との関わり方を疎かにしたら
あかんな・・・。
なんでも、興味を持ってやり始めるのはいいけど、すぐに「無理や」と年齢のせい
にして、中途半端にしてしまうのも
あかんな・・・。
さてと、心の持ちようなら自分次第。
気持ち入れ替えて、まだまだこれから
チャレンジできると信じてあきらめることをやめよう。
その先にある幸運の扉を開けてみたくなった!
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