彼の姿を見ていると、すがすがしく楽しい気持ちになる。
今や、野球界の大スターとなった大谷翔平選手。
高校野球では、投手で４番打者でというのはよくある事だが、プロ野球の世界
では、投手と打者を兼務することを「二刀流」と表現され、それで活躍するの
は不可能だとされてきた。
彼が、プロに入った時も、メジャーリーグに入った時も
「二刀流なんて怪我をするだけなので、やめたほうがいい！」
「どうせ、どちらも中途半端で活躍なんてできっこない！」
挙句の果てには「プロを舐めるな」とまで揶揄されていた。
しかしながら、現在の活躍をみると、どれもが取り越し苦労で、彼からしたら
お気遣い無用となるだろう。
「投げて」「打って」「走って」「守って」
彼の中では、特に区別に意味はなく、ただ純粋に野球を頑張って楽しんでいるだけな
のだ。
だからこそ、人々を魅了するし勇気を与えるのだ。
何より、何事もできないと決めつけず、自分の夢をあきらめることをしなかった大谷
選手に脱帽である。
彼が特別な存在なのはもちろんわかっている。
でも、誰にだって、同じ数だけの可能性はあるはずなのだ。
根拠なんてなくていいのだ。
信ずれば道はひろがる・・・。そう思うことからはじめよう。
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