6月23日

1945年3月からはじまった日本軍とアメリカ軍による「沖縄戦」は、住民
を巻き込んだ激しい地上戦により、約20万人、当時の人口の4人に1人の命が
失われた末、当時の日本軍の司令官の自決により組織的戦闘が終結した日。

沖縄県では「慰霊の日」と定めている。

以後、沖縄は日本から切り離されアメリカ軍の軍政下におかれ、基地の島オキナ
ワの歴史がはじまることになる。

慰霊の日の式典で沖縄県の小学校2年生の徳本穂菜さんが「平和の詩」を朗読し
ているのをニュースで見た。

その言葉、一つ一つがこころに刺さる。

そうなのだ、本当にこの国におこったことなのだ。

とてつもなくこわいことがおこっていたのだ。

今、ウクライナで起こっていることは、他人事ではないのだ。

戦争の絵をみて

怖いと感じる
悲しいと感じる

そんな子供たちの感性を、大人たちは全力で守る責務がある。
悲しい歴史を、今もつづく沖縄の苦しみを、もっと知る必要がある。
 
そして、自分たちのポケットの中にもあるはずの大切なものを、絶対におとさな
いよう、なくさないよう、忘れないようにしないといけない。

衆議院選挙2022がはじまった。
立候補者の方々のポケットには、何が入っているのだろうか・・・。
 
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びじゅつかんへお出かけ

おじいちゃんやおばあちゃんもいっしょにみんなでお出かけ

うれしいな

こわくてかなしい絵だった

たくさんの人がしんでいた

小さな赤ちゃんや、おかあさん、風ぐるまやチョウチョの絵もあったけど

とてもかなしい絵だった

おかあさんが、77年前のおきなわの絵だと言った

ほんとうにあったことなのだ

たくさんの人たちがしんでいてガイコツもあった

わたしとおなじ年の子どもがかなしそうに見ている

こわいよ、かなしいよ、かわいそうだよ

せんそうのはんたいはなに?
 
へいわ? へいわってなに?

きゅうにこわくなっておかあさんにくっついた

あたたかくてほっとした

これがへいわなのかな

おねえちゃんとけんかした

おかあさんは、二人の話を聞いてくれた

そして仲なおり

これがへいわなのかな

せんそうがこわいから、へいわをつかみたい

ずっとポケットにいれてもっておく

ぜったいおとさないように、なくさないように、わすれないように

こわいをしって、へいわがわかった

                 沖縄市立山内小学校2年 徳元 穂菜

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