徳島県に住む女子高生が、自らの力で周囲の反対を説得し続け、様々な課題を
クリアしてスタンフォード大学に進学するとニュースを知った。
高校2年生で、自分に合った環境で自分の力を試してみたいと海外の大学受験
を考え始めた彼女は、当初は自分でもハードルは高いと認識していたそう。
「アジアサイエンスキャンプ」という小柴昌俊博士(2002年ノーベル物理学賞
受賞者)とYuan T. Lee 博士(1986年ノーベル化学賞受賞者)の間で、アジア
の若者たちのために、トップレベルの学者と若い学生の交流プログラムをはじ
めたいと発案された事業(2007年からスタート)に参加してたことによって彼女
の運命が動き始めた。
同世代の若者たちが当たり前のように海外の大学を目指し、当たり前のように
世界の研究者達が海外の名門大学入学を勧めてくれ、「一緒に世界を変えよう」
と声をかけてくれる・・・。
そんな環境の中、心のハードルが低くなったのだそうだ。
無論、相当な努力を積んだことは言うまでもないが、行動力に感服する。
その事業に参加したことも、海外大学受験を見事に突破したことも、全て自分の
「やりたい!」という心の声に従う・・・
つまり自分を信じているからこそなせる業なのだろう。
やりたい事が何もない。
将来に夢をもてない。
そう悩む同世代の人へのメッセージを聞いてみると
「誰も認めてくれなくても、自分だけは自分を認めてあげよう」
そして
「楽しいって感じる事を全部やれば、きっと何か見つけることができる!」
彼女の直球すぎる言葉と、キラキラした目にザワッと鳥肌がたつ。
そして、やけにスカッとした。
閉塞感ばかりが漂う昨今
こんな若者達が、世界を新たなステージに導いてくれるに違いない・・・と思
えば鬼に金棒ですね。
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