久々に明るいニュースで心が明るくなった。
第91期棋聖戦で史上最年少で藤井聡太七段がタイトルを獲得した。
将棋にはあまり馴染みはなくても、彼のことは知っているという方は少なく
ないと拝察する。
2002年7月19日生まれ
名古屋在住の高校生
史上最年少(14歳)で四段昇段(プロ入り)
公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立
普段の飄々としたその風貌とやわらかな物腰と、盤上に向かう鬼気迫る表情の
アンバランスに、本当に18歳なのか?中に違う大人が入っているのではないか
と疑いたくなるが・・・。
タイトル獲得後の記者会見で、藤井棋聖が手にした色紙には「初戴冠」の文字。
が、翌日の会見場では「探求」に変わっていた。
一夜明け、まだまだ勝利の余韻に浸っているかと思いきや、「将棋は難しい。
分からないことばかりなので、これからも探求心をもって盤上に臨みたい」と、
既にスイッチを切り替え前を向いていた。
おそるべし18歳。
彼がいつか言いていた言葉か心に残っている。
「将棋を指す限り勝敗はついてまわるので、一喜一憂してもしょうがない」
この言葉が彼の強さを物語っているのだろうなぁと、すごい子が現れたなぁと
は思っていたけれど。
棋聖戦で彼がつけていたマスクが話題になっていた。
わずかに映ったマスクの柄と特徴から、福井県の帯製造会社が開発された夏マ
スクだと判明し、わずかな期間で数万枚の注文が入り、4月9日の発売以降で総計
約45万枚が売れたとのこと。
桁が違いすぎる。その影響力は、経済まで動かす人になってしまった。
今後の藤井棋聖の活躍は、コロナ渦の人々の光になる。
ともかく、将棋はさせないけど・・・彼の次の一手が楽しみで仕方ない。
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