2010年、某酒造メーカーが仕掛けたハイボールは年を追うごとに定着し、元々ハイボールと言えば二次会以降の登場くらいでしか頼まなかったものが、今やトリビーを抜く勢いである。
ウイスキーの売上低迷から減産に踏み切った結果、現在は原酒の品薄状態でブランド銘柄が販売中止にまで追い込まれている。
味の近い代替ウイスキーを紹介するところもあるが、いったいどう打開するのであろうか。
元来あらゆるお酒、醸造酒や蒸留酒は蒸留したてで飲むものから2年3年、12年と熟成させて飲むもの、加水やブレンドによって独特の味や香り、風味を出すものなど美味しいお酒を造るために各マイスター達は日夜努力されているはずだ、おそらく、多分いや絶対に。
ということは、本来は完成したお酒をそのまま飲むときに最高の味と香りが楽しめるように造っているのではないのだろうか?
たとえば、日本酒は燗や冷酒で飲むのに焼酎はたった5度程度の違いで氷を入れたりお湯で割ったり、って言うと聞こえはいいがお湯で薄めてるだけ?ちょっとまってよ!何すんのよ!!って生産者は言ったかな?焼酎もそのまま燗すれば大変風味や香り高い味わいのお酒ですよね?生産者様!
水で薄めたものを3杯飲むのであればショットに水をチェイサーにして3杯飲むのは体に入るアルコールは同じ。
ゆっくり味わうことで新たな発見があるかもしれない、いやある、絶対に。
無条件に水やお湯で薄めるのではなく、マイスター達の気になって本来のお酒の味を味わってみてはいかがでしょうか。
かつて席巻し、最近ほとんど見られなくなった(絶滅危惧種ではない)ダルマもやたら水割りで流し込んでいた記憶しか残っていないが、本来は味わい深いお酒であったはずだ、おそらく、いや絶対に。
いずれにせよ、おいしいお酒でほろ酔い加減を楽しむのは健康な証し、明日への活力!
一方で二日酔いはなぜ起きるのでしょうか?はっきり言って飲み過ぎです!あえて原因と言えばアルコールの摂取量に応じて、脳が麻痺することで判断力や抑止力が低下し、その結果それを防御するために気が大きくなったり、機嫌が良くなったりと、こまった酔っ払いができあがります。さらに、人が立っていられるのは三半規管が絶妙なバランスを取っているからで、アルコール成分が感覚毛が発する信号を狂わせてしまうのでフラフラ状態が起きます。
また、アルコールが代謝中に酸化されてできるアセトアルデヒドが血中内で増加すると、赤くなったり、どきどきしたりという症状をひきおこしその毒性が二日酔いの原因になります。
ですが人の体はアセトアルデヒドを取り除く防御メカニズムが働き、アセトアルデヒドを分解し最終的には水と二酸化炭素になって排出されます。二日酔いはアルコールが原因ではなくアセトアルデヒドが原因です。
くれぐれも飲み過ぎには注意!お酒は楽しく味わいましょう。
ニュージャージー州では酔っ払ってドローンを飛ばすと飲酒運転になる法案が制定されるそうです。早く来い自動運転!