新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。
令和6年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素は、大阪木材工場団地協同組合の事業運営に対しまして、ご支援とご協力を賜り心より
お礼申し上げます。

 はじめに1月1日に発生しました「令和6年能登半島地震」により犠牲になられたすべての
方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災者の救済と被災地の復興支援のために
ご尽力されている方々に深く敬意を表します。
被災された皆様の安全と健康、また一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、昨年は、長引くコロナ禍の収束を願いながら幕開けし、5月に感染症法上の分類が
「5類」に移行したことから一つの区切りを迎え、本格的な景気回復が期待された一方、国際
情勢が依然として緊迫化している状況のなか、原材料価格やエネルギー価格の高騰、深刻な人
手不足と人件費の上昇、円安の影響等を大きく受け、我々中小企業を取り巻く環境は、先行き
に対する不透明感が拭えない状況であったことだと推察されます。

 また、木材団地におきましては、ここ数年来、局地的な集中豪雨が多く発生し、わずかな時間
で道路冠水や敷地内浸水による影響が多くの企業に出ており、8月には台風が近畿地方を縦断
するなど、改めて災害に対峙できる工場団地の基盤づくりが急務であることを痛感している中、
今年度の最重要課題として、堺市との協議調整を鋭意進めている「調整池の課題解決と公共移管」
については、一日でも早く実現させるため、一層のスピード感と危機感をもって取り組んでい
るところでございます。

 さて、当協同組合では、創立60周年を記念した各種事業を全て無事に実施することができました。
これもひとえに皆様方のご支援の賜と深く感謝申し上げます。今後も、安心・安全で付加価値の高
い工場団地であることを目指し、皆様と共に「次につなぐ」組合運営に努めてまいりたいと考えて
おりますので、本年も引き続き、協同組合並びに美原団地協議会の運営にご理解とご協力をいただ
くようお願い申し上げます。

結びとして、皆様方のご健康とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただき
ます。

                              大阪木材工場団地協同組合
                              理事長 堀川  昇

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